フランクフルトのこと

フランクフルトはつまらない、半分東京だ、などと観光ブログに書かれているのをたびたび目にする。
確かに旅行客には物足りない街だと思う。

大昔からヨーロッパの金融都市で栄えていたこの街は、第二次世界大戦で徹底的に叩かれ焼け落ちたらしい。敗戦国だからね。日本と同じでしょう。ただ日本と違い、まずそれを昔の姿に再建して、それに加えて現在の国際都市としてのニーズにあわせて新しいビルをどんどん建設し、そうこうしているうちに今のごちゃまぜの状態が生まれているのだろう。

b0178006_20353082.jpg手前がエッシェンハイマー塔。1426年建造の城壁の北門。奥は現在建設中のビル。こういうちょっと変わった形のビルが多い。なのでアメックスのビルを見たらなんだかほっとした(苦笑)だって隣のコメルツバンク(ドイツの銀行)なんて金色(?)してるし。

この街自体は観光地として生計をたてているわけではなく、今の現実を生きているから、そういう意味ではとても東京に似ているのかもしれない。
言い換えれば、旅行客には物足りないこの街は、生活するにはもしかしたらものすごくcomfortableなのかもしれない。

生まれてこのかた都会でしか生きたことのないワタクシは、ダンナの駐在にあたり、べつにどこの国でもいいけれど都会にして、と願った。
都会なら多分生きて行ける。多分どこにでも共通点がある。そう思うから。
その予感は今のところ正解のようだ。

人間がたくさん住んでいる地=人間の欲望が満ちている地=都会

この公式は外れていないだろう。
なので確かに日本にいるのと全く同じ状態で暮らすことは不可能だけれど、それでもここの暮らしに自分の身を沿わせることが難しいという気がしない。

また、フランクフルト市民の3人に1人はドイツのパスポートを持っていないらしい。
今日も買い物でたまたまワタクシの買った卵のひとつにひびが入っているのをレジ係の女性が見付け、それを見せながら何かいろいろ言ってくる。当然ワカリマセン。「変えて来てもいい?」と聞いても彼女は英語がわからないようで、そのままドイツ語で言い続けるのをどうしよう、と思ってたら、後ろの男性が「新しいのとっておいでって言ってるよ」と助け舟を出してくれて、ことなきを得た。
いつもまごまごしていると、助けてくれる人が出て来て、外国人がうろたえているのに慣れているんだなあと思わずにはいられない。
1/3が外国人。すごい割合だ。
だからこそよそ者もwelcome、英語でだったら応対してあげるよ、というスタンスのよう。

英語リハビリ中の身としてはありがたいことだ。でもドイツに暮らすんだからドイツ語もある程度はマスターしたいもの。せめてトルコあたりに行ってドイツ語表記をみたらほっとするくらいには(苦笑)

◇今日の夕食◇
トマトとエビのサラダ
ペンネのクリームソース
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