カテゴリ:フランクフルト 街( 4 )

一人暮らし二日目。
昨日はいろいろ人と接触したから、今日はもういい、という気分。

昨日の夕方にはキッチンのドアの修理にサービスマンが来て、結局は蝶番を新しいのと交換しなきゃいけないから、またくる、という話になったのだが。
恐れていた通り彼はドイツ語しかしゃべれず、90%ドイツ語10%英語、残りはボディランゲージの会話で意思疎通をしてぐったり(苦笑)
いい感じのおっちゃんだったからいいけどさ。

というわけでひとり自転車でぶらぶら。
家から自転車で15分くらいのところにあるグリューネブルク公園とその先のボッケンハイム広場、そこからしばらく続く商店街が、今のところワタクシのフランクフルトでの一番のお気に入りの場所かもしれない。
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ドイツではそんなに大きな公園じゃないだろうけれど、日本人のワタクシにしてみればものすごく広々とした空間で、ここで自転車を漕いでると頭がすっきりからっぽになる。家にいるとどうしてもネットにとりつかれてしまうから。
走ってる人もたくさんいるから、次こそは走る格好で来ようと思うんだけどね。

よく考えてみたらパリでも一番好きな場所がリュクサンブール公園だったから、嗜好は変わらないということか。

この公園と隣接するパルメンガルテン(熱帯植物園)のあたりが、フランクフルトでも高級住宅街だそうで、アパルトマン(ドイツ語じゃなんだろう?)が続く。
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家賃高そうー

そしてこの先にゲーテ大学・ボッケンハイム広場があって、ぐっとくだけた学生の街になる。がらりと空気が変わるのが面白い。
日本からお客さんが来たらこの辺を案内してあげたい、と思うが、しかしワタクシはチャリ(苦笑)電車がわからーん!
フランクフルトはつまらない、半分東京だ、などと観光ブログに書かれているのをたびたび目にする。
確かに旅行客には物足りない街だと思う。

大昔からヨーロッパの金融都市で栄えていたこの街は、第二次世界大戦で徹底的に叩かれ焼け落ちたらしい。敗戦国だからね。日本と同じでしょう。ただ日本と違い、まずそれを昔の姿に再建して、それに加えて現在の国際都市としてのニーズにあわせて新しいビルをどんどん建設し、そうこうしているうちに今のごちゃまぜの状態が生まれているのだろう。

b0178006_20353082.jpg手前がエッシェンハイマー塔。1426年建造の城壁の北門。奥は現在建設中のビル。こういうちょっと変わった形のビルが多い。なのでアメックスのビルを見たらなんだかほっとした(苦笑)だって隣のコメルツバンク(ドイツの銀行)なんて金色(?)してるし。

この街自体は観光地として生計をたてているわけではなく、今の現実を生きているから、そういう意味ではとても東京に似ているのかもしれない。
言い換えれば、旅行客には物足りないこの街は、生活するにはもしかしたらものすごくcomfortableなのかもしれない。

生まれてこのかた都会でしか生きたことのないワタクシは、ダンナの駐在にあたり、べつにどこの国でもいいけれど都会にして、と願った。
都会なら多分生きて行ける。多分どこにでも共通点がある。そう思うから。
その予感は今のところ正解のようだ。

人間がたくさん住んでいる地=人間の欲望が満ちている地=都会

この公式は外れていないだろう。
なので確かに日本にいるのと全く同じ状態で暮らすことは不可能だけれど、それでもここの暮らしに自分の身を沿わせることが難しいという気がしない。

また、フランクフルト市民の3人に1人はドイツのパスポートを持っていないらしい。
今日も買い物でたまたまワタクシの買った卵のひとつにひびが入っているのをレジ係の女性が見付け、それを見せながら何かいろいろ言ってくる。当然ワカリマセン。「変えて来てもいい?」と聞いても彼女は英語がわからないようで、そのままドイツ語で言い続けるのをどうしよう、と思ってたら、後ろの男性が「新しいのとっておいでって言ってるよ」と助け舟を出してくれて、ことなきを得た。
いつもまごまごしていると、助けてくれる人が出て来て、外国人がうろたえているのに慣れているんだなあと思わずにはいられない。
1/3が外国人。すごい割合だ。
だからこそよそ者もwelcome、英語でだったら応対してあげるよ、というスタンスのよう。

英語リハビリ中の身としてはありがたいことだ。でもドイツに暮らすんだからドイツ語もある程度はマスターしたいもの。せめてトルコあたりに行ってドイツ語表記をみたらほっとするくらいには(苦笑)

◇今日の夕食◇
トマトとエビのサラダ
ペンネのクリームソース
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昼から自転車に乗ってハウプトヴァッへまで。新聞の2ヶ月分の支払いに行く。計€226.56
高い!!!
完全に足下見られてる。

その後ぷらぷらしてたらゲーテハウスを発見。
フランクフルトの観光ではレーマー広場とともにまず第一にあげられる場所だが、今まで来ようという気にもならず。
たまたま前を通りかかったから、一応おのぼりさんとしては行っときましょう、と。
入場料€5。チケットを買うのも、なかなかドイツ語で言えない。やっぱり英語が口をつくなぁ。

小説家として有名なゲーテだけれど、ドイツではもともとお金持ちな家庭の出身で政治家だった。
その生家がミュージアムになっている。絵画コレクションははっきりいってたいしたことないと思うけれど(当時服装や髪型ぐらいしか興味をひかないし、デッサンくるってるし)、家の方はなかなか面白かった。
19世紀の裕福な家。階段の手すりがちょっぴりアールヌーボーテイストだけど、でも質実剛健だな。階段の蹴上げがそこまで高くなかったから、ドイツ人も100年たって身長伸びてるのかな?うちの階段蹴上げ高いのだ!!(涙)



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ドアかんぬき(ドア側)










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ドアかんぬき(壁側)
たいそうごついかんぬきだ。がちゃんと音がしそう。





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で、かんぬきがこうだからドアノブは中央に付いていた。
いつから端につくようになったのかしらん??











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ストーブの脚も猫足!(^^)
クララの家もこんなのだったのかな?
こんな縦長の家だったら車いす大変だ〜



























そして。
夕方ちょっとゴミ出しに出るとき、ドアを開けっ放しにして鍵を持たずに出たら、バタン!
やばっ閉め出されたよ……
ちょうどムスコが買い物に行ってたから鍵持っててくれ!と祈願しながら待ってたのに、ヤツは持っていず。
ううう。
ダンナに帰って来てもらおうかと思ってたら1階の奥さん(彼女もでかい!180以上あるよ)が通りかかられ
「どうしたの?」
「鍵家に忘れちゃって」
「あら、大変ね。ご主人に電話する?貸してあげるわよ」
「ありがとう。でももうかけたから大丈夫。もうすぐ帰ってくるって」
「よかったわね。じゃ、うちで待ってたら?どう?」
となり、初ドイツ人のお宅訪問か、と思ったが、うちのムスコ、階段の踊り場の窓から2階のベランダにするすると登っていき。

猿かお前!!!

無事家にハイレマシタ。
お宅訪問できなくてちょっと残念だったけど、でも助かった〜〜!!

◇今日の夕食◇
麻婆豆腐
焼き茄子
パプリカのマリネ

こちらに来てまたまた初挑戦麻婆豆腐。
いつもの固い豆腐じゃなくて絹ごしタイプにしたらぐずぐずになってしまった(涙)
久しぶりの青空で朝から気分がいい!
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本当にさわやかな初夏の風。
ドイツにもけやきの木があり、これはごく近所の。
きらきらの光が眩しい!!





今日はムスコの学校の茶話会→ママランチ(初体験)→ダンナ会社のバーベキューパーティ用サラダ作成、と久しぶりに忙しかった。

茶話会ではやはり今月末からのホームステイの話で持ち切り。
今月は相手の家庭に行く、つまりうちのムスコは、渡独2ヶ月、まともに英語もドイツ語も話せないのに、いきなりドイツ人の家庭に4日も泊まりに行く訳で。
すっげー!
ワタクシだったら結構びびりそうなのに、ヤツは平気そうな顔をしているが、きっと現実をわかっていないのであろう……
6月にはそのパートナーを受け入れ。
ドイツ人の12歳の男の子がやってくる。
あードキドキするな。
ま、楽しみましょう。

ママランチもみなさんフレンドリーでやっていけそうかな。
子供もそうだけれど、こちらの人は自分が受け入れられて来た経験があるからか、みなwelcomeな体制で、とても安心できる。

そして本日メインイベント、kyokoケータリング開店。
一応メインはバーベキューでちゃんとあるから、ま、サラダくらいならなんとかなるだろう、60人分、と思っていたが、予想よりは時間がかかった。
1時間くらいかなと思ってたんだけどな。

●アヴォカドとサーモンのディップ 生野菜はラディッシュと人参とセロリとパプリカ
●ブリーとりんごとくるみのサラダ ドレッシングはバルサミコ酢と蜂蜜メインで

ドイツにもある食材で作ったから大丈夫とは思うのだが……

ちゃんと駐妻やってるでしょ?(笑)

◇今日の夕食◇
焼き肉
サラダの自分たちキープ分

焼き肉を初挑戦。なんたって薄切り肉がないからね。
たまたま牛肉の固まり(スープ用だって書いてた)があったから、出来る限り薄く切って(でも1cmは厚さあったな……)、リンゴ・ニンニクのすりおろし、レモン、醤油、みりん、蜂蜜のたれに一晩つけて焼いてみた。
やっぱりちと固かったが、ま、ムスコは満足していた。一度冷凍して半解凍の状態だと切りやすいらしい。
早く肉の薄切りをやってくれるところを探さなければ!!