It's our experience.

昨日「ダンナの同僚」で現在「インド駐在」の方の「妹さん」ご夫婦が、イタリアに1年弱滞在されるというので会って欲しい、とのリクエストを受け、日本レストラン「大阪」にて4人で会食。(ちょっとややこしい)
ムスコは同席拒否だったので、親子丼作って夕方から出かけましたよ。

ご主人はドイツ人で、現在の住まいはカリフォルニア。
ミラノから南にちょっと下りたところのパヴィアという街に滞在中、との前情報がございました。

初めてお会いした彼女は非常に魅力的な、精力的に動かれているのが見て取れる方で、やはりどこか日本人離れした雰囲気。
長く海外に住んでいると、だんだんそうなるんだろうなあ、とこちらでイタリア人と結婚されている女性を見ると思いますな。

事前の彼女からのメールに
「主人のサバティカルに同行して」
うんぬんかんぬんと書かれてあったのですが、ワタクシ達夫婦ともに「サバティカルって何?」となりましてね。

ご存知ですか?

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サバティカルとは、使途に制限がない職務を離れた長期休暇のことで、長期間勤続者に対して付与され、少なくとも1ヵ月以上、長い場合は1年間となることもある。6日間働いた後、7日目は安息日とする旧約聖書のラテン語 "sabbaticus" (安息日)に由来する。(by Wikipedia)
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なーんですって!
そんなもんがこの世に存在するのも、寡聞にて存じませんでしたことよ!!
うちのダンナなど、規定の休日すら取ろうとしてイヤミを言われる、というのに。

カミサマ、不公平です……f(^^;

で、そのウィキには大学教員に多く取られている制度、だと書かれてあり、あら、大学関係者かなあなんて思ってたわけです。
実際に職業を聞いてみたら、やっぱりプロフェッサーだと。
「そうじゃないかなあ、なんて思ってたんですよ〜」と返したら「カリフォルニアのソニー(だったか東芝だったか忘れた)もサバティカル休暇取ってますよ」とのこと。
へー日本企業も取れるところは取れるのね〜なんて思いましたが。

イタリアに来て2週間半、お決まりの滞在許可証に四苦八苦し、家探しに四苦八苦し、イタリア語しか通じない世界に四苦八苦し、と四苦八苦の3乗4乗の世界でのご苦労話が続きます。
最初はちょっぴり控えめだったご主人、日本酒が入るにつれだんだんと饒舌に。
一度塞き止めていたものがはずれると、まあ、噴き出す噴き出すこの半月のunbelievableな事項&体験の数々!!

ひとつひとつがこちらも見聞きし、かつその憂き目にあったようなことばかりだったので、もう4人で大笑いしながらものすごい身振り手振りで盛り上がっちまいましたよ。
一番隅のテーブルだったけど、あの大声での英語の会話、近くにいたイタリア人はどう思った事やらf(^^;

途中で我に返ったように「すみません、こんなに愚痴を疲労してしまって」と恐縮されてましたが、「いいえ、これってワタクシ達みんなの経験ですから〜」なんてまた大笑い。

イタリア在住経験者、同じ苦労話で老若男女同じ話題で盛り上がれる、とは思っていましたが、国籍が違っても盛り上がれるとは知りませんでしたよ。
「朝、今日一日で5つくらいやろうと思ったことが、2つ出来ればばんばんざい、出来て1.5」
とか
「2つの窓口に長ーい列が出来ていても、5時になったら『時間だから〜Ciao!』と行って帰って行く係員」
とか
「信号は守るべきルールじゃなくて、示唆なのか?」
とかね。
でもそれを聞いて「あら、カリフォルニア(アメリカ)じゃ、ちゃんと一日で5つの事できるんだ」と思っちゃったのはヒミツですf(^^;
もうワタクシ、日本に帰っても過密スケジュールをこなす能力も気力も失われているような気がする。

帰りに「これ僕の名刺」と言って渡されたのに印刷されていた

STANFORD UNIVERSITY

の文字。
ひえ〜〜〜スタンフォードの教授だったの?!
カリフォルニアの大学、といえば一般的にスタンフォードなんでしょうか。
それって常識なんでしょうか。

ますます非常識化して行っている気がする今日この頃。