ウィーンその他

曇天薄ら寒いウィーンから戻ってきてみれば、夏がぶり返したミラノ。
暑いーーー!!
一度暑さから涼しさに身体が移行すると、再び30℃越えはかんべんしてよ、という感じ。
イタリア語学校に通う以外は、家でスプーンをせっせと磨き、テーブルクロスにチロリアンテープ縫い付け、とムスコに言わせると「地味な」作業を続けておりますよ。


さてウィーン続き。

美味しくビールも呑んで当初の目的はほぼ完遂したのですが、ウィーン空港の電飾でこれを見かけ
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(色が全然違う!!こんな薄ボケた金色じゃなかったよ)
おお、そうじゃそうじゃ、ここはクリムトのお膝元だったよ、とすっかり忘れ去られていた記憶が蘇り、そりゃこれ見て帰らねば、ということでBelvedere宮殿の美術館にも行って参りました。

多分ね、20年前にウィーンに来ていたら、きっといろいろ舞い上がって面白かったんだろうなあ、と思うんですよ。
20年前にパリに行ったみたいにね。
やっぱり旅行も一期一会。
若者にはどんどんいろんなとこに行ってもらいたいもんですわ。

ヤツらはめんどくさがりますが……

世紀末とかアールヌーヴォーに一番イカレテイタ時期に来れば、頭の中くるっくる回って楽しかっただろうなあ。
もちろん今でもいいんですがね。
それでもイカレテタ時期とはテンションの高さが違うんでね。

クリムトはこの一番有名な「接吻」よりも、晩年最後の未完の肖像画の方が印象深かった。
彼のパトロネスのひとりを描いた作品なんだけど、彼女の最期は、ナチスにより強制収容所に連行され、そこで殺されたそうです。

ああ、ここってそういう場所だったなあ、と。

今回の旅行でも、ユダヤの多分ラビだと思われる服装の男性を、何人か見かけました。
黒い鍔広帽を被って、黒いコートに頬髭あご髭の独特な風貌。
フランクフルトではほとんど記憶に無いんだけどね。
ミラノは日本人学校のまわりがユダヤ人地区で、この黒鍔広帽じゃなくて、頭の上にちょこんとのっけるタイプの帽子を被っている男性陣は、よく見かけます。

東欧系の金髪碧眼の色素が薄い人種や、同じ東欧系なんだけど、黒髪黒眼の色素濃いけどアジア人とは違う顔立ちや、ラテン系や、ゲルマン系やいろいろいろいろごっちゃごちゃに混じったウィーンでしたよ。
最初の夕食時には、ものすごーい美人も見ましたし。
黒髪黒目真っ白の肌に赤い唇、まるで白雪姫みたいな女性で、思わず見とれちゃった。
ノースリーブのブラウスから出てた腕が華奢で、シミなんて全然なさそうで、日焼け上等!なイタリア人を見慣れた眼にはなんとも新鮮でしたよ。
どこの血なんだろ。
グリム童話はきっと彼女みたいな女性が生息する地で生まれたんだわ。



また、ウィーンときたらザッハトルテ(チョコレートケーキ)が有名でございますが、ワタクシにはムリ〜
隣の若者グループがホテルザッハーのカフェで食べてましたが、ありゃすごいよ。
何がって、あの生クリーム
ぐにゅぐにゅぐにゅと絞り出された白い塊は、ケーキと同量くらいあるんじゃなかろうか。
見てるだけで胸焼けしそう。
ムスコなら喜んでたべたでしょうけどね。

折角なので一軒だけ、王宮の公園の植物園の中にあるカフェには行ってきました。
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シンプルにコーヒーのみ。
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メニューにパルメンハウスカフェと書いてあったから、どんなのかしらと思ってたら、普通のカップチーノでしたf(^^;
ただイタリアのとはちょっと味が違ったけど。



最後の最後にフンデルトヴァッサーのアパートも見てきたし。
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昔NHKで特集やってたのを覚えているの。
まだまだ現役で使用されているアパートなので(住民がいる)、内部は見られないんだけどね。


金曜日の夜〜日曜日と短い期間でしたが、昨年のベルリンに引き続き、なかなか充実した中身の濃い旅行でございました。



そうそう、公園をジョギングもしたのよ(^^)
(ダンナは翌日筋肉痛)
by kyokokyoko0504 | 2011-08-04 17:49 | おでかけ