自転車の鍵

このところ涼しくなったので、自転車通学を再開しております。
本日も気温20度そこそこの爽やかな朝の時間を、気分よく40分弱漕いでいつもの場所にくくり着けようとしたら、




チェーン錠が無い!!!



ワタクシの鍵は、多分以前タイヤのチューブ交換をお願いしたときに、自転車屋に忘れて来た模様で、このところダンナのを借りていた。
ところが金曜日はダンナが自転車で会社まで行ったから返した。
今日は再びそれを彼の自転車から外さなきゃならなかったのに、忘れた。


どうしよう………


ミラノで鍵なしで自転車を放置したら5分もたない。(イタリア人保証)
学校がはいっているビルの管理人の女性に、
「自転車の鍵を忘れた。エレベーターに乗せて上まで持って行っていいか?」
ときいてみたところ
「残念だけど、ダメよ」と、にべもない。
ちょうどそこに友達が登校して来たので、ちょっと見ててもらって7階にあるイタリア語学校まで上がり、先生に事情を説明。
「管理人に交渉してみるわ」
と下まで付いて来てくれたけど、結局ダメで。
管理人室に1時間半今日だけ置いといてくれてもいいじゃない!!と思うが、そんなこと頼めないし。
エレベーター乗せたって別にどこも傷つけやしないわよ!!
すでにぼろぼろのくせして!!!

「あー今日はKyokoもうだめよ。帰りなさい。Ciao Ciao! ザンネンデシタ(^^)」
(彼女はちょっと日本語が話せる)

にっこり笑いながら言うからすっごいムカついて、絶対チェーン錠探し出してやるーーーーと再び漕ぎ出した。
あたりはあった。
10分ほど行ったところのスフォルツェスコ城の前に、デカトロンという大型スポーツショップがある。
そこなら確実に売っている。
もしそこに辿り着く前に自転車屋でもあったら買えばいい。

ギアを7にして猛スピードで漕いだ行ったが、あいにく途中で鍵屋は発見できず、デカトロンまで着いてしまった。

さて問題です。
自転車はどうしておけばいいでしょう。

このまま放置して店で購入して出て来たら、確実に無くなっているな。

とりあえず、自転車を押したまま店内の自動ドアをくぐり、サービスカウンターの女性に
「自転車のチェーンを買いたいんだけど、これ押して行っていい?」
と聞いてみた。
当然、外にとめてよと言われる。
「でも今この自転車には鍵がないの!!」
と更に重ねてみた。
「えーーーーもうわかったわ、ちょっと待ってて。うんちゃらかんちゃら〜〜〜」
内線電話を取り上げてどこかしらに電話をかけている。
「今から自転車押した女性がそっち行ってもいいかしら。うんちゃらかんちゃら〜〜〜」
電話を切って
「いいですよ。下のフロアだから階段おりてってね」

やったーーーー\(^^)/!!!


さすがにコワいからエスカレーターには乗せず、階段を担いで降りて行き、無事チェーン錠get!
再び担いで階段昇って、支払いしようとレジまで行き、ギョットした表情のお姉さんに「今使いたいからこれ切って」とお願いしたら「出口のところに鋏有るから自分で切って」と言われたりもしながらも、とにもかくにも自転車を駐輪出来る状態になって、意気揚々と学校にカムバックさ!!!

先生からは

「molto tenace!」

と言われましたさ。
粘り強いとか諦めないなどと言う意味。

いや、それもそうだけどさ。
イタリア生活で必要な事のひとつ=押しの強さ

ますます非日本人化していっているような気がする今日この頃。