フィギュアスケート世界選手権2011

先週水曜日からずっとTVで見てました。
解説もなんとなく言ってる事が分かる程度には聞き取れます。
(ま、ほとんど流してますが)

男子シングル。
優勝したカナダのパトリック・チャン選手のショートプログラムは、圧巻。
あの5拍子を気持ちよくすーいすいと滑ってました。
ただフリープログラムは彼から音楽が聞こえて来ないので、イマイチドラマティックにならないんだな。

小塚崇彦選手は運動能力の高さをいかんなく発揮して、すばらしい滑り。
彼もカメラ目線でにやりと笑えるくらいになって欲しいもんです。
あと、衣装もね。

織田信成選手が冒頭の4回転を飛べず、それによりまたもやルール違反して、滑り自体はとてもよかったのに、メダルを逃し。

ショートプログラムからなんかイマイチ違う、と思っていた髙橋大輔選手は、フリープログラムで靴に刃を固定しているビスがふっとび、中断。
緊迫の2分間をリアルタイムで見てました。
解説のシニョーラはダイスケスキスキビームをいつも出している人たちですが、今回も再開後からのコメントは愛に溢れてましたね。

そんなこんなで観戦してくたびれきった男子フリーの翌日の女子ショートプログラムは、キム・ヨナ選手の失敗ジャンプにも加点がつく不可思議さにいらっと来ながらも、その後に行われたダンスが素敵で心洗われましたよ。

女子フリープログラムは、事前に確認していたユーロスポーツの番組時間表が違った?のか、まともに見れず。
ダンスで3位になったアメリカのカップルがまあ、映画の1シーンを見ているような正統派社交ダンスで、コスチュームプレイ好きとしては眼福。
でもお気に入りはコレ。
2位のカナダのカップルのダンサブルなナンバーがわくわくしました。
絶対彼らが金メダルだと思ったんだけどなあ。




そしてそして。
リアルタイムではちゃんと見られなかったけれど、浅田真央選手。
彼女の演技を最初に見て覚えているのが、くるみ割り人形のクララを滑ったグランプリファイナル。
15歳だったかなあ。
もうね、はつらつという言葉がそのまま当てはまってた。
ピンクの衣装にポニーテールでくるっくるジャンプ飛んで、ビールマンスピンも美しくて。
年を重ねるというのは、昔のままではいられないということだけれど、でも人間は変わって行くから面白いのであるはず。

彼女には今の浅田真央を、自分で愛してあげてほしいなあ。

やっぱり好きな人が出来て、その人から認められて背中押してもらって、ダメな時は避難所になってもらって、かつ、その人がダメなときには自分が避難所になれるような、そんな人間関係を築けるような人に出会ってほしいものです。

必ず復活してくれるものと期待しています。