一難さってまた一難
€138.77
はあ?3月からは変更されてるんじゃなかった?
以前イタリア語に堪能な友人におんぶにだっこでお願いして、電話してもらったのがこちら。
念のため、web上で顧客情報のページを見たら、ちゃんとこちらが依頼した通りの契約になっていた。
ううう、自力では無理(>_<)
またもや彼女に泣きつき、電話してもらったら
「ああ、その請求書は間違ってるから。その払い込み用紙は使わないでね。€60.27が正しいから、近くのタバッキ(タバコ屋)で顧客番号言って払って」
おまっ……その連絡したか?ワタクシは何も受け取ってないぞ。
これって、わけわからずそのまま振り込んだら、払い損ってことだったわけ?!
詐欺やん。
くーーーーっ!!やってくれるわ、イタリア!!!
ここでは送られてくる請求書が常に正しいわけではない、ちゃんと目を光らせてないとダメだ、とは多方向から聞いておりましたがね。
そしてその後、ムスコの無くした携帯電話を探しに、リナーテ空港へ。
到着したのが午後6時を回っていたので、無理かなあと腰が引ける感じで行ったら、地上階のインフォメーションは無人。
1階(日本の2階)のインフォメーションに行って、との張り紙が。
階段を上って指定の場所にたどり着いて、ムスコが日曜日のフランクフルトからのフライト中に携帯電話を無くした。何か届けられてないか?と聞いたところ、
「うーん。遺失物取り扱い所に聞いてみて。あ、でも今日はもう閉まってるから。開いてるのは
8時〜12時、13時〜16時。
電話番号は××、FAXは△△。
あとそうね、地上階のLOST&FOUND OFFICEに聞いてみるのもいいんじゃない?」
そうですか。午後4時には業務終了ですか。おまけにお昼休みもしっかりお取りになる。
ま、イタリアですから。
そしてtryしろと言われた地上階のLOST&FOUND OFFICE、全く分からない。
どこだそれ?
「スライディングドアのボタンを押して………………………」
どこだ、スライディングドアって???
ムスコとふたり空港内を彷徨った挙げ句、空港職員を捕まえて聞いてみたところ、連れて行ってくれたその先は。
旅客が出てくるドア。
そう、スライディングドアとは、逆方向進入不可のあのドア。
その壁にボタンがひとつ。
えええ、このボタン押せってこと?
あーもうここまできたら乗りかかった船。
もういいやと押したら、係員の兄ちゃんが出て来て、入っていいと。
うっわーこれって、一方通行の道を逆行してるみたいで、気持ち悪い!!
パスポートを見せて、ついこないだの日曜日にも立ったLOST&FOUND OFFICEのカウンターの前にまたもや立つ事に。
本日何回目かの「ムスコが携帯電話をなくして……………」を伝えたら、カウンターの中のおっさん
「うーん。ここはロストバゲージを扱う場所で、紛失物は違うんだよねー」
わかってるわ!!それでもここに聞いてみろって言われたから来てるんじゃ!!!
ここではいさいなら、してもよかったのだけど、一応彼が言う事を聞いてたら、それは先ほど1階のインフォメーションで言われたのと同じで。
「ここに電話して。そしたら目を皿のようにして探してみるから」
はいはい。わかりましたよ。
16時までしかやってない遺失物取り扱い所に電話すればいいんでしょ。
ワタクシの一番キライな電話をね。
ぐったり精神的につかれた上にまた渋滞の中を運転し、約2時間かかって自宅に辿り着きましたさ。
夕飯に食べたふわふわのデニッシュパンが、荒んだワタクシのココロを癒してくれましたよ。