雪道走行
イヤな予感……
「バスが来ないんだけど」
やられた(-_-)
今日、ダンナはearly morning meeting(もしくはmidnight meetingとも言う)で朝の3時から出かけていない。
ということはオカンがこの凍り付いた道を運転しなきゃならない。
何でも、バス停に待ち人がいず、やってくるドイツ人がみんなムスコに何か伝えてくれるらしい。
近所に小学校があるんだけど、そこにいつもはバスで来る子供達が、みんな歩いてくる。
張り紙に9:30と書いてある。
9:30まで動かないんじゃないかなあと、ムスコ。
とにかく帰ってきて、ワタクシが着替える間にクルマの雪を落としておくように!と言って、大急ぎで出かけられるようにして外にでてみたら、まだまだベンツ君はこんもり雪の中。
エンジンかけてふたりでせっせと凍った雪を落とし、水道のぬるま湯をかけてワイパーを動かせるようにし、としているうちにどんどん時間は過ぎる。
しゃあない。学校に電話して遅れる旨を連絡したならば。
「ああ。今日はバス、ストみたいですよ」
はあ?スト???
全くもってやられてしまった。ニュースで言ってたのかねぇ。こんな雪の日にやらんでくれーーー!!!
そして、ようやく動かせるようになったベンツ君に乗り込みアクセルを踏むが、進まない。
「滑ってるよ!」のランプがつくが、どうせいっちゅうねん(-_-;
バックしてハンドル切ってなんとか雪だまりから脱出。
道はアイスリンク状態。ニュートラルだって動くよ!
でもこの家の前の道さえ脱出すれば、一般道はきちんと除雪されているから大丈夫のはず。
「りゅう、シートベルトしてるよね!」
「当たり前です。こんなのでシートベルトしないで乗れません」
緊張感高まる親子であった。
一般道は期待通り黒々としたアスファルトが見えていて、これならOK♪だったのだが、全く期待していない新たな雪が空から降ってきた。
もう視界真っ白。
風がないから吹雪いてはいないけれど、着実に落ちてくる白い悪魔。
それでも何とか行って帰ってきましたさ。
ついでにスーパーにも寄って、今日はこれ以降は家から出ない。
肩ぱんぱん。目ぎんぎん。両足妙な筋肉痛。
まだまだ雪は降り続く……