2009夏バカンスーその3

さて、翌日は今旅行最大の目的であるモン・サン・ミシェルへ。

A氏がどーしても行きたいと、ドイツのワタクシたちのところにくるのに「フランス」のモン・サン・ミシェルに行きたい、というリクエストに応え、行ってきましたさ!!

高速道路はフランスに入ってからはなかなかいい感じになってきて揺れもおさまり、うらうらとした日差しの中、うつらうつらしていたワタクシ。

「kyokoさん!見えたよ!!」

の声で目を覚ますと、窓の向こうに浮かび上がる修道院。

うっわー!!本物!!!(←正直な感想)

だが、坂道のてっぺんで見えたモン・サン・ミシェルは、その後付かず離れずでその姿を晒し続け、茫洋とした玉蜀黍畑と相まり、それはあまりに既視感のなさすぎる風景だった。
ここはフランスなのか?ワタクシの知っているフランスとは違いすぎて、不思議な感覚のままずっと窓の外を眺め続けた。

開け放った窓から流れ込んでくる空気が刻一刻と汐の匂いを帯びて来、海が近づくのを身体が喜んでいた。
ああ、やっぱりこんなに海が見たかったんだな、と。

そして、島への一本道の先をノルマンディーの真っ青な空をくっきりと切り取ってそびえるそれは、ただ陳腐に感動としかいえないものだった。
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クリスチャンではないワタクシたちが、そろいもそろってこんな日本から1万キロも離れた宗教施設を見に来るのは、酔狂なことなのかもしれない。
でも、人間の手が成しただけでない、時間と自然がそこに副作用を及ぼし、まだ完成形をみせないそれは、多分宗教の違いを超えて人間の本能に訴えかけるものなんじゃないか。
だからこそ、長いドライブで疲れていた子供たちが、嬉々として2kmほどの道のりを歩いているんじゃないか。

そんなことを考えた。




部屋からのモン・サン・ミシェルの夜景もまた違う様相で、すばらしかったよ。
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by kyokokyoko0504 | 2009-08-27 18:43 | おでかけ